カプサイシンとイソフラボンの発毛効果

カプサイシンとイソフラボンを同時に摂取することで発毛を促進するという研究結果があります。

その研究によれば、カプサイシンとイソフラボンを同時に摂取するとIGF-1(インスリン様成長因子)という物質が増加し、その結果、発毛効果が得られるというものです。

IGF-1(インスリン様成長因子)には、これまでも育毛効果があることがわかっていましたが、安全に増やす方法は見つかっていませんでした。

このIGF-1を安全に増やす方法を見出したのが、名古屋市立大学大学院の岡嶋研二教授による研究です。

血液学の研究結果から、頭皮や胃腸の知覚神経を刺激すると、それぞれ、頭皮の毛根、および頭皮を含んだ全身のIGF-1が増加することを発見しました。

そして、頭皮や胃腸の知覚神経を刺激するものとして有効なものがカプサイシンとイソフラボンという訳です。

知覚神経の刺激による育毛のメカニズム

具体的な育毛メカニズムは次のとおりです。

カプサイシンとイソフラボン薬剤などで胃の知覚神経を刺激するとCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)が放出されます。

放出されたCGRPは、胃での刺激情報を脊髄から脳幹、そして頭皮を含む全身へと伝達します。

CGRPは毛乳頭内の細胞に作用することで毛根のIGF-1を増加させます。

IGF-1が増加することで
・毛包の炎症抑制
・毛髪サイクルの成長期延長、退行期及び休止期の短縮
・毛髪タンパク質量の増加と質の改善
といった効果が得られ、その結果、発毛・育毛へとつながるとされています。

カプサイシンのみでもCGRPの放出は見られるようですが、イソフラボンを取り込むことでこのカプサイシンの働きを増長させる働きがあるとされ、その同時摂取でより高い育毛効果を発揮すると考えられています。

このカプサイシンとイソフラボンの育毛効果については、以前、発掘あるある大事典というテレビ番組でも放送されて話題になったことがありました。

豆腐やキムチがいいと番組でも紹介されていましたが、そういう意味では、唐辛子(カプサイシン)と豆腐(イソフラボン)が入っているマーボー豆腐なども育毛にいいと言えるかもしれません。

尚、薄毛の原因がAGAの場合は、悪玉男性ホルモンDHTが毛根のIGF-1を減少させるため、実際の院内治療ではプロペシアも併用される場合があるようです。

女性にも高い効果が見られるのが、女性の薄毛の原因がAGAによる場合が少ないからとも言えます。

さて、このカプサイシンとイソフラボンの効果ですが、キャピキシルとともに成分として配合されている育毛剤があります。

その育毛剤はフィンジアというものです。フィンジアは、キャピキシルとピディオキシジルに加えて、カプサイシンを配合しています。

フィンジアがカプサイシンを配合している主な目的は、辛いものを食べた時に汗を噴き出させるために毛穴が広がる性質を利用して育毛成分を頭皮の奥底まで届かせるよう働きかけることにありますが、同時に知覚神経を刺激して育毛を促進する作用もあると考えられます。

さらに、フィンジアが一緒に配合しているヒオウギエキスは、イソフラボンを主要成分としているため、カプサイシンの働きを高める効果も期待できます。

また、カプサイシンやイソフラボンをサプリメントとして販売しているところも見られますが、胃腸への刺激が強いという口コミも多いため、胃腸の弱い人にはあまりおすすめできません。

カプサイシンとイソフラボンの発毛効果は確かなものとして、育毛剤や育毛サプリメントなどで幅広く活用されています。

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